「4月生まれの子はもう歩いているのに、うちはまだ……」
「小学校に入ったとき、この子は自信をなくさないだろうか」
早生まれの子を持つママなら、一度は抱くこの不安。私もそうでした。
子供が生まれて来てくれたら
「身体的な成長の差は埋められなくても、脳の土台だけは最強にしてあげよう」と。
そこで辿り着いたのが、グレン・ドーマン博士の「ドーマン法」でした。
1. なぜ「早生まれ」にドーマン法なのか?ドーマン法の根幹は、「脳は使えば使うほど成長し、その回路は乳幼児期に最も作られる」というものです。
早生まれの子は、どうしても「月齢の差」で、周りよりできないことが目につきがちです。
でも、もし脳の「視覚」や「聴覚」の経路を圧倒的に刺激してあげられたら?
語彙力を爆発させる: 言葉が早いことは、子供の自信に直結します。
数学的センス(ドッツ): 数の概念を直感的に掴めれば、算数への恐怖心がなくなります。
「学ぶことは楽しい」という刷り込み: 「勉強」が始まる前に、知る喜びを脳に刻む。私は思いました。
「これなら、早生まれのハンデをチャンスに変えられる!」と。
2. 0歳から「ドーマン法」に全振りした私の生活出産前から本を読み漁り、準備万端でスタートした私の「ドーマン育児」。
手作りカードの山: 100円ショップの画用紙を買い占め、夜な夜な単語を書き、ドッツ(赤い点)を貼り付ける毎日。
1秒の勝負: 子供がパッと見た瞬間にカードをめくる「フラッシュ」。
家の中がカードだらけ: 視覚を刺激するために、壁という壁に百科事典的な知識を掲示しました。
「これでこの子は大丈夫。
私が頑張れば、早生まれの差なんて関係なくなる」そう信じて、仕事と家事の合間を縫って、狂ったようにカードをめくり続けました。
3. 理想と現実のギャップ。
そして訪れた「限界」でも、現実は過酷でした。ドーマン法は、「親が最高の教師であり、常に情熱的であること」を求めます。
共働きの壁: 仕事から疲れて帰ってきて、笑顔で「さあ、カードを見よう!」とテンションを上げるのは至難の業。
早生まれ児の「幼さ」: じっとしていない子供を相手に、ノルマのカードをこなさなきゃと焦るうちに、私の心は余裕を失っていきました。
「子供のために」始めたはずなのに、カードを準備できない自分を責め、カードを見てくれない子供にイライラしてしまう。
私が一番恐れていた「怒るママ」になっていたんです。
4. ドーマン法の理念は素晴らしい。でも「手段」は変えていい。
ドーマン法を学んだことは、今でも正解だったと思っています。
おかげで3歳を前にした我が子は、語彙も豊富で、知的好奇心に溢れています。
ただ、「手作りカードを親がめくる」という手法は、今の私のライフスタイルには合いませんでした。
「早生まれの差を埋めたい、でもママの笑顔も守りたい」そんな私が、手作りカードを卒業して辿り着いた「次の一手」については、また次の記事でお話しします。
次の記事はこちら




コメント